家全体の温度を一定にする魔法の工法
家を建てると、場所によって温度差が生じます。これは押し入れや吹き抜けなど、空気が動いたり、動かなかったりすることが原因です。
ファース工法では、強制的に天井裏→床下→壁内→室内→天井裏と空気が動くことで、躯体の温度と室内の温度を一緒にすることができます。そのことにより、体感温度が格段に改善されます。そして、躯体内に空気が回ることで、躯体の腐食を防ぎます。
空気循環は人にも家にもメリットがある最善の工法です。
空気循環を支える部材
一番体に取り入れるものだから、一番いい空気を
生活をすると、空気が汚れます。
きれいな空気をつくるには、24時間換気の性能に加え、独自の空気清浄機能があります。
換気をした際に、室温が外気温の影響を受けにくい「熱交換換気扇」を採用しています。
また、部屋の生活臭や化学物質を減らす独自の「シリカゲル」を床下に敷きつめ、臭いや化学物質の吸着を行います。
さらに、PM2,5などの花粉より小さい物質を吸着させる「外気清浄機」も取り付けることができます。
空気循環を支える部材
湿度の重要性を追求しました
家を快適にするのも、腐らせるのも湿度が影響します。
家の中を適切な湿度に管理することで、ウィルスやカビが発生しにくい環境を作ることができ、人と家にとっても健康的な環境になります。
夏は湿度が少なくカラっとした涼しさ、冬は湿度があるほわっとした暖かさを体験できます。
床下に約200kgのファースシリカ(シリカゲル)を敷き詰めることで約150kg(ドラム缶1本分)の水蒸気を吸収・」放出をし、室内の湿度を40~60%に保つことができます。
湿度調整を支える部材
実験データから選定された部材
暖かい・涼しい家を作る根幹となる、高気密・高断熱の構造。
実際に使われている部材は、メーカーの数値ではなく、実験を行い一番性能が出る部材を選んでいます。また、外部からの湿気を吸収しない断熱材(エアクララ・ファースボードK)を採用し、サッシは、日本の樹脂サッシメーカーの老舗「エクセルシャノン」を標準装備にしております。
性能重視の部材選定をこころがけ、住宅性能を最大に発揮できるように家づくりを手掛けています。
断熱気密を支える部材
家が腐らないという最強の地震対策
どんなに耐震性能を上げても、肝心の構造躯体が腐ってしまえば効果を発揮することはありません。
ファースの家では、構造躯体の改修を75~90年必要としない(木造合理化)認定を国から取得しています。
基礎と土台の間にコープレート(パッキン)を挟み、直接基礎と土台が接しないようにし、隙間をエアクララで埋めます。エアクララが、地震の揺れを吸収することで、家への揺れを減らします。(吸震構造)
またエアクララも基礎から壁、天井とシームレスに吹き付けることで、家全体がヘルメットのように一体型の構造になります。
地震対策を支える部材
納得して光熱費を払える快適さ
省エネには、快適な温度をランニングコストがかかりすぎないようにできるかがポイントです。
ファースには、断熱・気密の性能以外にも、温度を維持できる仕組みがあります。タイトプレートは、急激な室温の変化を防ぐために、蓄積した熱を放出し、室温の下がりを緩やかにします。
またエネルギー効率の高い寒冷地仕様のエアコンを標準装備しています。
省エネ・エコを支える部材