ファースの家について｜株式会社エル・ティー・ホームズ｜専用部材,工法の紹介

　天井裏に設置しているエアコンの暖気と冷気をサイクルファンによって強制的に床下に落とします。強制的に落とされた空気は、床下の空気を動かし、壁内に回り、室内に入ってきます。躯体内部の空気のよどみがなく、室内の温度が一定になります。
　サイクルファンはDCモーターの使用しており、電力消費はとても少ないです。2台のサイクルファンを一か月、一度も止めずに連続運転をしても６４２円という金額です。
　

ファース工法独自の「熱交換式換気扇」により、換気をし続けても外気の影響をほとんど受けません。また、室内の湿度を回収することができるので、換気をしても湿度が変わりにくいです。
夏は室内25℃の環境で、外気35℃の空気を換気をしたときに、室内には25,4℃の空気が入ってきます。また、、湿った空気も入ってきません。
冬は室内20℃の環境で、外気0℃の空気をかんきしたときに、室内には19.2℃の空気が入ってきます。また、乾燥した空気も入ってきません。

24時間換気をし続けても、室温・湿度がほとんど変わらなので、衛生的にも経済的にも安心です。

　「ファースシリカ」は、通常のシリカゲルに比べ、表面の小さい穴の大きさを調整することで、湿度を吸収すること以外に、放出することもできるようになりました。
　冬に室内の絶対湿度が下がると、ファースシリカの中に蓄えられている湿気を空気中に放出し、乾燥を防ぎます。
　また、ホルムアルデヒドやたばこ・ペットの臭いなどの汚染物質も吸着し空気清浄と脱臭の効果を発揮します。
　さらにファースシリカの微粉がシロアリの体に付着すると、脱水症状を引き起こし、死に至らしめることが実証されています。
（富士シリシア化学(株)特許第1970863号）

　毎日触れる空気だからこそ、室内空気循環だけでなく外気を取り込む段階から着目し、よりきれいな空気環境を目指しました。
　家電製品の空気清浄機では家全体をするには台数が必要ですが、クリーンファンネル1台で家全体を清浄することができます。
　外の空気と室内の空気をファースの工法の空気循環の中で、電子式集塵フィルターで空気中に浮遊するゴミを吸着させます。PM2.5よりも小さい物質を吸着させることができます。

　「ファース工法」では断熱材に現場発泡スプレー方式のノンフロン断熱材「エアクララ」を採用し、気密と断熱を同時に実現します。このため、防湿・気密シートなどの気密施工は不要なうえ、複雑な形状の対応ができます。また難燃性の性質があります。
　「エアクララ」は、厳しい基準をクリアした認定施工店が工事を行うため、職人による施工の差がほとんどありません。
　１００倍に膨らむ発砲ウレタンと異なり、３０倍に膨らむエアクララは、樹脂の成分が多く空気や水の侵入を防ぎ、断熱性能も高いです。

◆断熱性能　【熱伝導率】0.026ｗ/ｍｋ
◆気密性能　【隙間相当面積】0.1～0.4㎠

　構造体である木材が外壁または外壁下地と接する面積は外周全体の２０％と言われています。その２０％の木材は断熱を施さないと熱が逃げてしまいます。
　外気に触れる木材と外壁、外壁下地の間にファースボードを挟むように施工して、熱橋（ヒートブリッジ）を防ぎます。
　外側はアルミニウム箔が貼られており、断熱材に湿気を通さない仕組みになっています。

◆断熱性能　【熱伝導率】0.024ｗ/ｍｋ

「ファースの家」の開口部には、地域に合わせた断熱性と日射取得・遮蔽性能を持った専用サッシを採用しています。カラーバリエーションやラインナップも豊富です。外壁に合わせて窓のフレームも変えることができます。
　建物の窓は東西南北でガラス種類を分けたりします。日射取得タイプか日射遮蔽タイプか地域の実情を考慮して一番いい提案をさせていただきます。

　暖房を止めたときに、断熱材の効果により保温効果が保たれますが、ファース工法ではさらに保温効果を高めるために、蓄熱材を使用します。
　家の室温が１９℃以下になるとタイトプレートが蓄える熱を放出し、温度の下がり方を緩やかにさせます。
　エアコンの負荷も軽減させることができ、省エネに貢献します。

　ファースの家専用の全館空調用のエアコンです。
　寒冷地でも使用することができ、吹き出し温度はエアコンメーカーでトップの性能です。
　天井裏で使用しますが、リビングの温度を感知して、リビングで操作できるリモコンがあるのも、三菱電機だけになります。
　天井裏に設置しても唯一ファースの家はメーカーの修理対応が可能です。